すべての表現者を自由に。
自分本来の声を手に入れ、“役を生きる”俳優になる。
演技には大きく分けて2種類あると言われています。
「描写する・再現する演技」と「役を生きる・リアルな演技」。
とはいえ私自身、「ダンスも歌も得意だし、演技はよくわからないけど好き。これを仕事にしたい!」というシンプルな動機と、運良く掴んだチャンスで、演劇が何かなんてよく考えないまま、19歳で劇団四季所属の舞台女優になりました。
はじめはアンサンブルダンサーとして、次第にソロがあるソリストやメインキャスト、そして得意のダンスや歌を封印したストレートプレイにも配役されるようになりました。
しかし役が大きくなるにつれぶつかる壁。演出家や先輩俳優に指導を仰ぎその役は良くなるものの、新しい役がつくとまた一からやり直し。